こけしとは、東北地方の温泉地で客に土産物として売られた木製の人形玩具です。こけしは、細長い胴体に丸くて大きな頭というシンプルなデザインで、顔には子供顔が描かれているのが一般的です。
こけしは、江戸時代頃から、東北地方の会津を中心に作られてきました。こけしは、温泉地の土産物として販売されていましたが、子供のおままごとに使われることの方が多かったと言われています。
こけしの由来は、子供が多く貧しい生活の家庭が、生まれてきた子供を殺し、その供養として食費のかからない木の人形を作ったと言われてています。こけしは、子消しが由来であり、無表情な顔等も死んでしまった子供に似せているからと言われています。
そのこけしで、生き残った子供が遊ぶというのは、皮肉めいていて恐ろしいですが、この由来は間違っているという説もあります。
実は、こけしは地方によって呼び方が事なり、こけしという名前に統一されたのは、昭和に入ってからと言われています。昭和の時代に、貧しいからと子供を殺してしまうような家庭があちこちに存在したとは思えないので、こけしは子消しではないという説も有力です。
子消しが由来であると考えられたのは、1965年頃にこけしをもとにしたと考えられる物語が流行った為に、こけしの由来は恐ろしいと考えられてしまったようです。もともと、こけしは子供の間引きの供養などではなく、子だからに恵まれるように祈願して作られていた縁起物というのが、正しいとされています。
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